石膏板上の反応(読み)せっこうばんじょうのはんのう

最新 地学事典 「石膏板上の反応」の解説

せっこうばんじょうのはんのう
石膏板上の反応

reaction on plaster of Paris tablet

鉱物の乾式定性分析の一種。幅5cm,長さ8~10cm程度の長方形の石膏板の一端に,深さ2~3mm程度の小さい穴をあけ,その中へできるだけ緻密に鉱物の粉末を詰め,そこを吹管で吹いて熱する。この場合,常に酸化炎を用いる。こうして穴に生じた残渣と,板上に付着した昇華物および発生する臭気の諸性質を調べて元素存否を知る。石膏板は白色で,着色の昇華物を確認するのに便利なため,蒼鉛融剤(酸性硫酸カリ:ヨウ素カリ:硫黄=1:1:2)・ヨウ化水素酸・臭化水素酸などの試薬を混ぜて熱し,着色したヨウ化物の昇華物をつくって検することもある。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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