石野雲嶺(読み)いしの うんれい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石野雲嶺」の解説

石野雲嶺 いしの-うんれい

1790-1870 江戸時代後期の漢詩人。
寛政2年生まれ。東海道藤枝宿(静岡県)の旅籠(はたご)の主人大塚荷渓にまなび,斎藤拙堂,菊池五山,梁川星巌(やながわ-せいがん)らと親交をむすぶ。晩年は皆梅園をもうけて隠居した。明治3年3月6日死去。81歳。名は彜,世彜。字(あざな)は希之。通称金平詩集に「香国為政」「雲嶺樵響」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android