破談(読み)ハダン

精選版 日本国語大辞典 「破談」の意味・読み・例文・類語

は‐だん【破談】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一度取り決めた相談を取り消すこと。
    1. [初出の実例]「金二十両の費金出来兼て破談となりしは」(出典:随筆・夢の浮橋(1808)上)
  3. 縁談を取り止めること。まとまりそうになった縁談が取り消しになること。
    1. [初出の実例]「疵物にならねへ前に破談にします」(出典:人情本・閑情末摘花(1839‐41)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android