デジタル大辞泉 「硼酸塩」の意味・読み・例文・類語 ほうさん‐えん〔ハウサン‐〕【×硼酸塩】 硼酸イオン(BO33-およびBO45-)の塩の総称。天然、自然ともに、水素結合で連なって縮合したものが多い。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
岩石学辞典 「硼酸塩」の解説 硼酸塩 一般に硼酸塩は(BO3)3-基をもつ鉱物をいうが,他に硼素塩(boron salt)からなる化学的沈澱物をいい,硼砂(borax), 灰硼石(colemanite=calcium borate), 天然硼砂(tincal=sodium borate)などがある.硼酸塩(borate salt)は普通は石膏,硬石膏,炭酸ナトリウム,硫酸ナトリウムなどが伴い,最近の火山活動に関係するものらしい[Hatch, et al. : 1938]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報