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磁気二重層 じきにじゅうそうmagnetic double layer

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

磁気二重層
じきにじゅうそう
magnetic double layer

図のように薄い層の表と裏とに等量ずつ正負磁気量が相対して連続的に分布したもの。磁殻または磁石板とも呼ばれる。単位面積あたりの磁気モーメント τ を磁気二重層の強さといい,磁気二重層がつくる磁場は,この面の周囲を流れる強さ τ/μ0 ( μ0 は真空の透磁率) の電流がつくる磁場に等しい。

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世界大百科事典 第2版の解説

じきにじゅうそう【磁気二重層 magnetic double layer】

磁殻ともいう。厚さの方向に磁化した薄い磁石板のことで,一方の面にN極,もう一方の面にS極を生じているので,こう呼ばれる。二重層の内部以外はその磁石板の外周を流れる電流の生ずる磁力線と同じ磁力線を生ずる。すなわち,ある閉曲線に沿って流れる定常電流は,静磁気的にはその閉曲線を境界とする磁気二重層と等価ということができる。【近角 聡信】

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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