磁石と磁石との間にはたらく力の様子などから,磁石の磁極にある物理量が存在しているようにみえる.これを磁気とよび,その量を磁気量または磁荷という.定量的には,国際単位系(SI単位)でE-H対応をとるとき,磁気量 qm と qm′の2個の点磁極間のクーロン力は,

と表される.ここで,rは磁極間の距離,μ0 は真空の透磁率で
μ0 = 4π×10-7 N A-2
である.このとき,磁気量の単位はウェーバ(Wb)で,1 Wb の2個の磁極が1 m 離れているときにはたらく力は,107/(4π)2N である.またE-B対応では,クーロン力は,

と書くことができ,この場合の磁気量の単位は A・m になる.またガウス単位系では,1 cm 離れた等しい大きさの二つの磁極が1 dyn の力を及ぼしあうときの磁極の磁気量を単位磁気量とするが,その大きさはSI単位におけるE-H対応の磁気量の1/10である.磁気量には正負があるが,それぞれ単独に存在するわけではない.それにもかかわらず磁気量という概念を使うと,磁気の場合を電気の場合から類推できる便利さがある.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...
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