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磁気量 じきりょうmagnetic charge

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

磁気量
じきりょう
magnetic charge

磁石磁極の強さを表わす量。磁が互いに及ぼす磁気力の大きさにより磁気量を定める。きわめて細長い2つの棒磁石においては互いに遠いほうの反対磁極の間の力は無視できるので,近いほうの磁極間の距離を r とすれば,電気と同じように2つの点磁極が考えられ,その間にクーロンの法則による磁気力 m1m2/4πμ0r2 ( μ0 は真空の透磁率 ) が働く。 m1m2 は磁極の強さであり,磁気量または磁荷と呼ばれ,その SI単位はウェーバである。磁気の場合,電気と異なって単一の磁荷 (→磁気単極 ) は存在しないので,磁気の基本的な量は磁気量ではなく磁気モーメントである。

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百科事典マイペディアの解説

磁気量【じきりょう】

磁石の磁極の強さを表す量。クーロンの法則より与えられる。互いに等しい二つの点磁極を真空中で1m隔てておいたとき,それらの間にはたらく力が107/(4π)2ニュートンのとき,この点磁極の磁気量を1Wb(ウェーバー)とする。MKSA単位系では磁気量の単位は1アンペアターン/m(アンペアターン)で,CGS単位系ではギルバート。→磁気
→関連項目磁気モーメント

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大辞林 第三版の解説

じきりょう【磁気量】

磁極の強さを表す量。磁荷。単位はウェーバ(Wb)またはアンペア毎メートル(A/m)。

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