最新 地学事典 「磐梯山山体崩壊」の解説
ばんだいさんさんたいほうかい
磐梯山山体崩壊
collapse of Bandai volcano
磐梯火山の1峰である小磐梯がわずかな前兆の後,1888年7月15日朝,突然水蒸気爆発を起こし磐様火山の大部分が崩壊した現象。火口は典型的爆発カルデラ。崩壊量1.2km3,流出した岩屑は乾いていたとの説があるが,泥流が山麓に達し,飛来した泥状火山灰により人馬や樹木が被害を受けた記録や写真がある。岩屑なだれ・落石等による死者・行方不明者の合計477名。磐梯火山は約1,300年前と数万年前にも,山体の大崩壊を起こしている。
執筆者:中馬 教允
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

