磯辺昌言(読み)いそべ まさのぶ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「磯辺昌言」の解説

磯辺昌言 いそべ-まさのぶ

1669-1738 江戸時代前期-中期の儒者。
寛文9年生まれ。山崎闇斎(あんさい)の垂加神道をまなぶ。江戸で越後(えちご)高田藩主稲葉正往(まさゆき)につかえ,元禄(げんろく)14年下総(しもうさ)佐倉藩主に転じた正往にしたがう。主命をうけて「総葉概録」「佐倉風土記」をあらわす。次代藩主稲葉正知(まさとも)の転封(てんぽう)に随従,享保(きょうほう)8年山城淀(よど)にうつった。元文3年5月10日死去。70歳。京都出身。初名は重常。通称は正径。姓は磯部ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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