社会資本ストック(読み)シャカイシホンストック(その他表記)social capital stock

デジタル大辞泉 「社会資本ストック」の意味・読み・例文・類語

しゃかいしほん‐ストック〔シヤクワイシホン‐〕【社会資本ストック】

国・自治体などの公的機関によって整備された道路港湾水道公園などの社会資本の量。→資本ストック

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「社会資本ストック」の意味・わかりやすい解説

社会資本ストック
しゃかいしほんストック
social capital stock

道路,港湾,下水道,公園,通信,郵便空港ダムなど国民経済全体の基礎としてその円滑な運営を実現するため,毎年公共投資によって形成されてきたストック。社会的間接資本の蓄積である。日本の社会資本の整備状況を国際比較でみると,一人当たり病床数や水道,電話の普及率は先進国平均に見劣りしないが,下水道の普及率や都市公園面積,高速道路延長などがまだ低い水準にある。国民生活に物質的かつ精神的な豊かさを享受できる真の資産大国になるためにも社会資本の整備が急がれる。

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