村社(読み)ソンシャ

大辞林 第三版の解説

そんしゃ【村社】

神社の旧社格の一。郷社の下、無格社の上に位する。祈年祭・新嘗しんじよう祭・例祭には村から奉幣した。 → 社格

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

村社
そんしゃ

明治時代に制定の神社社格の一つ。1871年(明治4)5月、政府は太政官(だじょうかん)布告で神社規則等を制し、官社以外を諸社とし、それを府社・藩社・県社・郷社とした。同年7月の廃藩後改めて、府県社・郷社・村社・無格社とし、一地方の氏神として仰がれる社を村社とした。1945年(昭和20)この制度廃止当時、全国約11万社のうち村社数は4万4934社であった。[鎌田純一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の村社の言及

【府県社】より

…府社,県社のこと。同年5月,政府は太政官布告で,官社以下定額,神官職制,神社規則を制したなかで,官社以外を諸社とし,それを府社,藩社,県社,郷社に区別したが,同年7月廃藩後,藩社は県社とし,また同年郷社の下に村社,無格社をおいた。よって官社すなわち官国幣社に対して,諸社いわゆる民社の中では最上級の社格で,地方官の所管に属し,職員として祠官,祠掌がおかれ,1894年以後社司,社掌と改められた。…

※「村社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

リベルランド自由共和国

ヨーロッパ南東部のセルビアとクロアチアの国境に位置する、国土7平方キロメートルのミクロ国家。個人と経済の自由を信条として、チェコの経済学者ビト・イェドリチカを中心に2015年より建国が進められてきた。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

村社の関連情報