神之峰城跡(読み)かんのみねじようあと

日本歴史地名大系 「神之峰城跡」の解説

神之峰城跡
かんのみねじようあと

[現在地名]飯田市上久堅 下平

知久ちく柏原かしわばら西南にそびえる神之峰(七七一メートル)に築かれた山城。神之峰は、伊那山脈の中腹に屹立する独立した天険要害で展望がよく、山頂も起伏に富み、巨岩大石が点在し、幾つかの湧水があり、一時的な守備には格好の地点であったと思われる。知久氏は室町時代の中頃、知久平から柏原へ移居したといわれ、その時に城も築造されたと推測される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む