神之峰城跡(読み)かんのみねじようあと

日本歴史地名大系 「神之峰城跡」の解説

神之峰城跡
かんのみねじようあと

[現在地名]飯田市上久堅 下平

知久ちく柏原かしわばら西南にそびえる神之峰(七七一メートル)に築かれた山城。神之峰は、伊那山脈の中腹に屹立する独立した天険要害で展望がよく、山頂も起伏に富み、巨岩大石が点在し、幾つかの湧水があり、一時的な守備には格好の地点であったと思われる。知久氏は室町時代の中頃、知久平から柏原へ移居したといわれ、その時に城も築造されたと推測される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む