神代川(読み)かくみがわ

日本歴史地名大系 「神代川」の解説

神代川
かくみがわ

眉丈びじよう山系に発する日詰ひづめ川・安津見あづみ川の合流した於古おこ川と、富来とぎ荒屋あらやの山中に発した米町こんまち川が志賀町神代の東で合流、神代川となって日本海に注ぐ。神代川は河口近くの神代と川尻かわしりとの間の短区間の称。川尻川ともいう。寛永三年(一六二六)福野ふくの潟・神代川における漁業を銀子一枚で井上十兵衛が請負い、のちに福野村助太夫が銀七〇匁で請負って福野村の川役銀となったが、これは近隣八ヵ村の入会漁であった。河口を外浦街道が通り、正保四年(一六四七)の三州道程等書上帳に「神代川深三尺、幅十七間、渡舟有。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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