かん‐ざね【神実・主神】
- 〘 名詞 〙 ( 古くは「かむざね」と表記 )
- ① 神の正体。神の実体。神体。かみざね。
- [初出の実例]「此なる正身を書紀には主神とありてカムザネと訓り」(出典:古事記伝(1798)二八)
- ② 神の子孫。また、転じて、神主(かんぬし)。
- [初出の実例]「吉備津(きびつ)の神主(カンザネ)、香央造酒(かさだみき)が女子(むすめ)は」(出典:読本・雨月物語(1776)吉備津の釜)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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