神崎出作保(読み)かんざきしゆつさくほ

日本歴史地名大系 「神崎出作保」の解説

神崎出作保
かんざきしゆつさくほ

伊予郡神前郷内に、中世に存在した石清水いわしみず八幡宮善法寺の荘園。いまの伊予郡松前町出作の地にあたり、すでに存した神崎庄の荘民が出作して開拓した土地と考えられる。荘名の初見は永仁五年(一二九七)五月六日付の石清水八幡宮善法寺の尚清処分状のなかに、神崎出作の地名がある。この文書には国名が書かれていないが、のちの史料からみてこの地をさすものと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む