神津幸太郎(読み)こうづ こうたろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「神津幸太郎」の解説

神津幸太郎 こうづ-こうたろう

1820-1847 江戸時代後期の農民
文政3年生まれ。下野(しもつけ)(栃木県)の高村銀右衛門らから朝鮮人参種子をもらい,郷里の信濃(しなの)(長野県)佐久郡志賀村にもちかえるが栽培失敗。のち試行錯誤のすえ弘化(こうか)4年栽培に成功した。同年死去。28歳。のち志賀村は薬用人参主産地として知られるようになった。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android