日本歴史地名大系 「神浦神社」の解説 神浦神社こうのうらじんじや 長崎県:西彼杵郡外海町神浦村神浦神社[現在地名]外海町神浦江川郷江川(えがわ)に鎮座。旧郷社。祭神は神功皇后で、古くは社号を神功皇后と称しており、三韓出兵の帰途に神ノ浦に上陸したという所伝がある。また皇后が腰掛けた地は清浄な場として伝承されていたが、民家が建込んできたため寛政八年(一七九六)境内を石垣で巡らしたという。この折八月一五日を祭礼日と定め、天保一二年(一八四一)石祠が祀られ、神体の金御幣を奉納している(大村郷村記)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by