神田日勝(読み)カンダ ニッショウ

20世紀日本人名事典 「神田日勝」の解説

神田 日勝
カンダ ニッショウ

昭和期の洋画家



生年
昭和12(1937)年12月8日

没年
昭和45(1970)年8月25日

出生地
東京市板橋区練馬町(現・練馬区練馬)

学歴〔年〕
中卒

経歴
7歳で一家とともに北海道鹿追町に入植農業に従事するかたわら、絵を描いた。帯広の平原社展で2年連続受賞、昭和36年全道展で「ゴミ箱」が道知事賞を受賞。独立展にも出品死後「神田日勝画集」「神田日勝―北辺のリアリスト」などが出版された。北海道立近代美術館での展示作品を通じ、その画業が紹介される。平成5年鹿追町に神田日勝記念館が開館。10年練馬区立美術館で特別展が開催された。14年新得町に神田日勝美術原点館が開館。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「神田日勝」の解説

神田日勝 かんだ-にっしょう

1937-1970 昭和時代後期の洋画家。
昭和12年12月8日生まれ。終戦直前に開拓農家として一家で北海道鹿追村に入植する。独学油絵をまなび,昭和35年全道展に入選以後,十勝の風土に根ざした作品を発表した。昭和45年8月25日死去。32歳。東京出身。作品に「死馬」「牛」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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