神経胚(読み)シンケイハイ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「神経胚」の意味・読み・例文・類語

しんけい‐はい【神経胚】

  1. 〘 名詞 〙 脊椎動物などの発生で、神経板が形成される段階から神経管が形成されるまでの段階にある胚のこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「神経胚」の意味・わかりやすい解説

神経胚
しんけいはい

原索動物および脊椎(せきつい)動物で、神経板が形成されてから神経管が完成する時期までの胚をいう。イモリカエルの胚では神経管形成の過程が外部から肉眼視できるので、この過程を胚の発生段階を示す指標として用いることが多い。また神経管形成が終わった段階で、体の基本構造ができあがったものとみなし、両生類の胚を用いた諸実験においては、神経胚への到達可否、あるいは神経胚での形態異常などを基に結果が判定されるのが普通である。

[竹内重夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む