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神道講釈 しんとうこうしゃく

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世界大百科事典 第2版の解説

しんとうこうしゃく【神道講釈】

講談の一種。日本固有の民族信仰である神道を講義するのが本来の神道講釈であるが,これを通俗講釈師が担当したため一種の話芸となった。その歴史は,ほぼ話芸としての講談の興隆とともにあり,1715年(正徳5)に増穂残口(ますほのこぐち)が出した《艶道通鑑(えんどうつがん)》は男女親和の観点を中心とする国体論,古道再帰の論であり,神道講釈書として名高い。残口は〈神主儒仏従〉の三教一致思想を講釈したが,その立場は,吉田神道を根本にして,それに伊勢神道を加えたものであったといわれる。

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世界大百科事典内の神道講釈の言及

【寄席】より

…寄席の経営者は〈席亭(せきてい)〉と呼ばれた。江戸の寄席は,天保の初めごろには銭湯や髪結床なみに数が多かったが,〈天保の改革〉で1842年(天保13)以降,わずか15軒に減り,演目も神道(しんとう)講釈,心学,軍書講釈,昔咄の4種ということで営業を許可された。しかし,民衆の要望が強かったために,その後,ふたたびしだいに盛んとなり,安政年間(1854‐60)には〈はなしの席〉が172軒になった。…

※「神道講釈」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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