日本歴史地名大系 「福本八幡宮」の解説 福本八幡宮ふくのもとはちまんぐう 熊本県:菊池郡泗水町福本村福本八幡宮[現在地名]泗水町福本字南原(みなみばる)に鎮座。祭神神功皇后・仲哀天皇・応神天皇。旧郷社。「国誌」は嘉元二年(一三〇四)日置丹後守藤原恒治が玉名(たまな)郡千田(ちだ)庄の聖母(しようも)八幡宮を勧請、明応二年(一四九三)阿佐古式部少輔源武貞の再興を伝える。「泗水町誌」によれば、菊池重朝が合志氏を西方から牽制するため、千田庄を領する一族の有力者武貞に福本の地を与えたという。特殊神事として、一〇月一八日の例祭に牡丹花の獅子舞がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by