福野神明社(読み)ふくのしんめいしや

日本歴史地名大系 「福野神明社」の解説

福野神明社
ふくのしんめいしや

[現在地名]福野町福野

福野市街の中央に位置し、東側を芝井しばい川が流れる。法人名は神明社。祭神は天照大神・豊受大神・大己貴命。旧村社。慶安五年(一六五二)春に福野新町が大火で焼失したとき、神仏加護を求めて町の有志たちが伊勢神宮の分霊を迎えたのが創始という。社殿は正徳五年(一七一五)に改築された(福野神明社文書)。文政一三年(一八三〇)にも改築され、大工は福野村の武兵衛と半七で、木材は大坂熊野屋兵衛から買入れ、海路伏木ふしき(現高岡市)、さらに小矢部おやべ川を川舟で津沢つざわ(現小矢部市)へ運んだと記録されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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