出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報
…この転変ぶりは《秋田杉直(なおし)物語》(宝暦8年序,馬場文耕著)に,京の私娼―鴻池善右衛門の妾―江戸役者の妻―新吉原揚屋尾張屋の妻―那河の妻と描出されている。さらに実録本《増補秋田蕗(ふき)》(成立年未詳)では,海坊主の怪がのりうつった毒婦としてお百を描き,中川(那河)の妻として太守毒殺の陰謀に荷担,もとの夫桑名屋徳兵衛を砂村六万坪で刺殺,また奥医師篠崎をも毒殺するなどと性格を拡大した。これにより,京・大坂・江戸を経巡った淫婦として,殷の紂(ちゆう)王の妃,妲妃の名前を冠して講談《妲妃のお百》となり,さらに歌舞伎化され《善悪両面児手柏(このてがしわ)》(河竹黙阿弥作)として1867年(慶応3)5月市村座で初演,4世市村家橘(のち5世尾上菊五郎)がお百に扮し好評を得,のちに4世沢村源之助の得意芸ともなった。…
※「秋田蕗」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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