精選版 日本国語大辞典 「秋陰」の意味・読み・例文・類語 しゅう‐いんシウ‥【秋陰】 〘 名詞 〙 秋のくもり。秋のくもり空。《 季語・秋 》[初出の実例]「秋陰過レ雨重陽到、寥廓無レ雲四望晴」(出典:田氏家集(892頃)下・秋晴)「今は秋陰(シウイン)暗として、空に異形の雲満ち」(出典:不如帰(1898‐99)〈徳富蘆花〉下)[その他の文献]〔范曄‐楽遊応詔詩〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「秋陰」の読み・字形・画数・意味 【秋陰】しゆう(しう)いん 秋のくもり。秋冷。唐・白居易〔八月十五日の夜、禁中に独り直(宿直)し、月に対ひて元九()を憶ふ〕詩 ほる、光の同(とも)に見えざるを 江陵の濕(ひしふ)、秋陰足(おほ)し字通「秋」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報