デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「秦嶋麻呂」の解説 秦嶋麻呂 はたの-しままろ ?-747 奈良時代の官吏。天平(てんぴょう)14年(742)造宮録(さかん)として恭仁宮(くにのみや)の造営にたずさわり,正八位下から従四位下にのぼり,太秦公(うずまさのきみ)の姓をあたえられる。のち造宮輔(すけ)。天平19年長門守(ながとのかみ)となるが,同年6月4日死去。「尊卑分脈」「公卿補任(くぎょうぶにん)」に,娘は藤原葛野麻呂(かどのまろ)の母とある。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例