エアフォース・ワン(その他表記)Air Force One

翻訳|Air Force One

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エアフォース・ワン」の意味・わかりやすい解説

エアフォース・ワン
Air Force One

アメリカ合衆国大統領を乗せて飛行するアメリカ空軍の航空機。「エアフォース・ワン」は厳密には無線通信のコールサイン(識別記号)を意味し,大統領が搭乗している間はどのアメリカ空軍機であってもこの呼び名が使われる。しかし,一般的には大統領の国内外の移動用に確保された特別な航空機を意味するようになった。飛行機で執務を行なった最初のアメリカ大統領はフランクリン・D.ルーズベルトで,第2次世界大戦中の 1943年,連合国首脳によるモロッコカサブランカ会談に出席するため,飛行艇ボーイング314クリッパーに搭乗した。1991年以来,大統領用の特別機は 2機用意されている。テールナンバー 28000と 29000の同型のボーイング747-200Bジャンボジェット機(→ボーイング747)で,空軍での呼称は VC-25A。燃料補給なしで 1万2000kmの飛行が可能であり,空中給油を行なえば地球を一周することができる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む