デジタル大辞泉
「エアフォースワン」の意味・読み・例文・類語
エア‐フォース‐ワン(Air Force One)
米国大統領が搭乗している同国空軍機のコールサイン。
空軍のどの航空機でも大統領が搭乗すれば「エアフォースワン」となる。大統領が海軍機に搭乗した場合は「ネイビーワン」、海兵隊機の場合「マリーンワン」、陸軍機の場合「アーミーワン」と呼ぶ。大統領専用機でも、大統領が搭乗していない時は、このコールサインは使わない。副大統領が搭乗中の空軍機は「エアフォースツー」と呼ばれる。なお、日本の政府専用機は、公務で使用中は「ジャパニーズエアフォースワン」、それ以外の訓練時などは「シグナス」(「白鳥」の意)のコールサインで呼ばれる。
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エアフォース・ワン
Air Force One
アメリカ合衆国の大統領を乗せて飛行するアメリカ空軍の航空機。「エアフォース・ワン」は厳密には無線通信のコールサイン(識別記号)を意味し,大統領が搭乗している間はどのアメリカ空軍機であってもこの呼び名が使われる。しかし,一般的には大統領の国内外の移動用に確保された特別な航空機を意味するようになった。飛行機で執務を行なった最初のアメリカ大統領はフランクリン・D.ルーズベルトで,第2次世界大戦中の 1943年,連合国首脳によるモロッコのカサブランカ会談に出席するため,飛行艇ボーイング314クリッパーに搭乗した。1991年以来,大統領用の特別機は 2機用意されている。テールナンバー 28000と 29000の同型のボーイング747-200Bジャンボジェット機(→ボーイング747)で,空軍での呼称は VC-25A。燃料補給なしで 1万2000kmの飛行が可能であり,空中給油を行なえば地球を一周することができる。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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