デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「秦武元」の解説 秦武元 はたの-たけもと ?-1098 平安時代中期-後期の武人。仏教説話「三外(さんげ)往生記」にみえる人物。仁和(にんな)寺の法親王の稚児となり,親王の高野山百日護摩修行で,閼伽(あか)水を1日もかかさずそなえた。成人して左近衛将曹となる。高野山に堂をたて丈六の阿弥陀像を建立。承徳(じょうとく)2年8月念仏をとなえつつ往生した。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例