日本歴史地名大系 「種井村」の解説
種井村
たねいむら
種井村
たねいむら
- 青森県:五所川原市
- 種井村
貞享四年(一六八七)の検地帳に田方二〇町四反四畝一九歩・畑方六町三反九畝二五歩、田畑屋敷合せて二六町八反四畝一四歩、村高一五四・六五七石とある。天和元年(一六八一)五所川原新田の一つ砂持場村として五所川原遣へ入り、貞享四年種井村と改称した(五所川原町誌)。元禄三年(一六九〇)には広田組に属し、村位は下で、家数一二、うち庄屋一・百姓八・水呑三であった(平山日記)。同一一年岩木川の大洪水で当村で三町歩が冠水。明和元年(一七六四)から天明四年(一七八四)まで五所川原堰役を当村の権三郎が勤め、同七年収納米不足のため藩へ調達米を出している(同書)。
種井村
たねいむら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報