種蔵紅かぶ(読み)たねくらべにかぶ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「種蔵紅かぶ」の解説

種蔵紅かぶ[根菜・土物類]
たねくらべにかぶ

東海地方岐阜県地域ブランド
主に飛騨市種蔵地区で製作されている。80年ほど前から栽培が始まった。毎年、自家採種されるなかで選抜が繰り返されて、現在の紅かぶとなった。色鮮やかな赤紫色。円錐形で、葉軸は赤くなる。芯まで紅色となるのが特徴。11月中旬に収穫。葉付きのままで漬け込み長漬けとして利用される。飛騨・美濃伝統野菜。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「種蔵紅かぶ」の解説

種蔵紅かぶ

岐阜県飛騨市で生産されるカブ。根部は円錐形で色は鮮やかな紅色。葉柄赤みを帯びる。葉もあわせて塩漬けにする。1930年代から栽培されている。名称産地の旧地名(宮川村種蔵(たねくら)地区)に由来

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android