稲垣隆秀(読み)いながき たかひで

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「稲垣隆秀」の解説

稲垣隆秀 いながき-たかひで

1723-1797 江戸時代中期の儒者
享保(きょうほう)8年生まれ。大坂中井甃庵(しゅうあん)・履軒の私塾懐徳堂にまなび,播磨(はりま)(兵庫県)安志藩の学問所教頭となる。宝暦4年老父の扶養のため郷里美作(みまさか)(岡山県)にかえる。のちその孝養と村民教化を幕府に表彰された。寛政9年1月6日死去。75歳。字(あざな)は子華。通称は浅之丞。号は滝下散人。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android