20世紀日本人名事典 「稲荷山資生」の解説 稲荷山 資生イナリヤマ スケオ 昭和期の植物学者 元・奈良教育大学学長。 生年明治28(1895)年5月15日 没年昭和51(1976)年5月22日 出生地大分県 学歴〔年〕京都帝大理学部植物学科〔昭和2年〕卒 学位〔年〕理学博士 経歴東京高等師範学校教授、東京文理科大学講師、東京教育大学教授を経て、昭和30年奈良教育大学学長となり、46年退任するまで16年間務めた。植物細胞遺伝学の分野で活躍、特にヒガンバナの模型分析に業績を残した。著書に「植物地理学」「生物の遺伝及変異」「生物のふえ方」「一般教育の生物学」などがある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「稲荷山資生」の解説 稲荷山資生 いなりやま-すけお 1895-1976 昭和時代の植物学者。明治28年5月15日生まれ。東京高師教授をへて,昭和24年東京教育大教授となる。30-46年奈良学芸大(現奈良教育大)学長をつとめた。ヒガンバナ属の細胞学的研究で知られ,植物の種分化の解明に寄与した。昭和51年5月22日死去。81歳。大分県出身。京都帝大卒。旧姓は土岐。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by