積日(読み)セキジツ

デジタル大辞泉 「積日」の意味・読み・例文・類語

せき‐じつ【積日】

多く日数を重ねること。積もる月日。「積日労苦をいやす」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「積日」の意味・読み・例文・類語

せき‐じつ【積日】

  1. 〘 名詞 〙 多くの日数を経ること。多くの日々。また、つもる年月
    1. [初出の実例]「離心積日風煙遠、回首前程指落暉」(出典:文華秀麗集(818)上・和金吾将軍良安世春斎別筑前王大守還任〈嵯峨天皇〉)
    2. 「柳之助は〈略〉積日の疲労が発して」(出典:多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前)
    3. [その他の文献]〔南史‐斉高帝紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「積日」の読み・字形・画数・意味

【積日】せきじつ

年月を重ねる。漢・司馬遷〔任少(安)に報ずる書〕之れを下にしては、日を積み勞を累(かさ)ね、官厚祿を取り、以て宗族の光(くわうちよう)を爲すこと能はず。

字通「積」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android