積極的安楽死(読み)セッキョクテキアンラクシ

デジタル大辞泉 「積極的安楽死」の意味・読み・例文・類語

せっきょくてき‐あんらくし〔セキキヨクテキ‐〕【積極的安楽死】

安楽死一つ本人の自発的な意思により、致死量薬物投与を受けるなどして、病苦などを避けて死に至ること。日本では、処置を行った医師らは殺人罪対象となりうるが、1)耐え難い苦痛がある、2)死期が迫っている、3)他に苦痛を和らげる方法がない、4)本人の明確な意思表示がある、などの要件を満たす場合に限り、許容されるとした判例がある。→消極的安楽死

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android