穏健党(読み)おんけんとう(その他表記)Moderata Samlingspartiet

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「穏健党」の意味・わかりやすい解説

穏健党
おんけんとう
Moderata Samlingspartiet

略称 MSPスウェーデン政党自由党中央党キリスト教民主党とともに保守系4政党の一角を占める。 1904年保守党として結成。 68年現名称に改称。経済界の利益代表の役割をにない,税の削減や政府介入の抑制など自由経済路線を掲げる。外交面では防衛の強化やヨーロッパ連合加盟に積極的な立場をとる。 76年,44年間にわたり政権を担当してきた社会民主労働党に代り,穏健党,中央党,自由党の中道右派3党による連立内閣を発足させた。しかし,78年には原子力発電問題をめぐり連立離脱。 79年の総選挙でも左派勢力を破り同じ3党の連立内閣を結成したが,81年に税制改革で対立して再び連立与党から離脱。 82年の総選挙では社会民主労働党に敗れたが,91年9月の総選挙では自由党,中央党,キリスト教民主党とともに連立内閣を組み,穏健党党首 C.ビルトが首相に就任した。ビルト政権は非同盟中立政策や高福祉政策の修正に着手し,94年9月に辞任するまで超緊縮財政政策を実施した。

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