空晶石粘板岩(読み)くうしょうせきねんばんがん(その他表記)chiastolite-slate

岩石学辞典 「空晶石粘板岩」の解説

空晶石粘板岩

低度接触変成作用を受けた泥質岩で,顕著な劈開はなく,空晶石(chiastolite)の斑状変晶を含む.空晶石は紅柱石一種で規則的な炭質包有物を含み,底面断面十字に見える[Naumann : 1849, Ward : 1876].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android