空晶石粘板岩(読み)くうしょうせきねんばんがん(その他表記)chiastolite-slate

岩石学辞典 「空晶石粘板岩」の解説

空晶石粘板岩

低度接触変成作用を受けた泥質岩で,顕著な劈開はなく,空晶石(chiastolite)の斑状変晶を含む.空晶石は紅柱石一種で規則的な炭質包有物を含み,底面断面十字に見える[Naumann : 1849, Ward : 1876].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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