精選版 日本国語大辞典 「空談」の意味・読み・例文・類語 くう‐だん【空談】 〘 名詞 〙① 無用の話。むだばなし。[初出の実例]「事情の許すを限り、時として空談(クウダン)の間に少しく洩らすことなきに非ざれども」(出典:福翁百話(1897)〈福沢諭吉〉六三)[その他の文献]〔陶弘景‐華陽頌・才英〕② 根拠のない話。内容の伴わない話。実行できない話。空言。[初出の実例]「養気存心すと云へども、君父において其の誠たらずんば、何ぞ其の下に及ばん。然れば所レ養所レ存、唯だ空談にして実なし」(出典:山鹿語類(1665)二一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例