デジタル大辞泉
「窄る」の意味・読み・例文・類語
すぼ・る【×窄る】
[動ラ四]
1 狭くなる。小さくなる。ちぢむ。
「おのづから一門の付き合ひにも肩身―・りて」〈浮・織留・五〉
2 景気が衰える。
「世の―・りたる物語して」〈浮・胸算用・四〉
すば・る【×窄る】
[動ラ四]「すぼる」に同じ。
「下戸は酒にあうてから、口が―・る程に」〈咄・醒睡笑・六〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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すば・る【窄】
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 小さくなる。せまくなる。縮まる。減少する。すぼまる。
- [初出の実例]「後生ひのおそろしかりしかば。耳はすはりにしを」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲中)
- 「己が肩身がすばる様だ」(出典:黄表紙・金銀先生再寝夢(1779))
窄るの補助注記
広く放散した状態が収斂(しゅうれん)する、多くのものが集まって一つ所にまとまることが原義であろう。統一される意の「すばる(統)」と同源と考えられるが、「窄る」はスボル・スマルの形でも用いられ、「しぼむ(萎)」「しまる(締)」と類義関係を有し、状態そのものをいうときは形容詞「すぼし(窄)」を用いる。
すぼ・る【窄】
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙
- ① 狭くなる。小さくなる。ちぢむ。せばまる。すぼむ。
- [初出の実例]「たためばすぼり、ひろぐればひろくなる」(出典:名語記(1275)九)
- 「クチガ suboru(スボル)」(出典:日葡辞書(1603‐04))
- ② 衰える。不景気になる。
- [初出の実例]「ことに我等は、近年銀と中たがひして、箱に入たるかほを見ませぬと、世のすぼりたる物がたりして」(出典:浮世草子・世間胸算用(1692)四)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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