竈税(読み)かまどぜい(その他表記)hearth tax

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「竈税」の意味・わかりやすい解説

竈税
かまどぜい
hearth tax

家庭にあるかまどの数を課税標準とする租税。炉税ともいわれる。中世ヨーロッパにおいて一般的にみられた封建的ないし絶対王制的国家特有の税目。経済の発展が未熟であった中世社会では,かまどの数がその貧富を示す指標として比較的公平であると考えられたため,この方法がとられた。しかし貧民には相対的に重く,また家屋検証の弊害もあったのでイギリスでは 17世紀末に,他の諸国でも 18世紀にはほとんど廃止された。

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