立原任(読み)たちはら じん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「立原任」の解説

立原任 たちはら-じん

1873-1931 明治-昭和時代前期の電気技術者。
明治6年11月生まれ。アメリカに留学後,三菱合資に入社して鉱業電化にあたる。のち日本電池,三菱電機取締役歴任。昭和3年電気学会会長。この間猪苗代(いなわしろ)水力電気送電線設計などを手がけ,電化の博士といわれた。昭和6年12月16日死去。59歳。秋田県出身。帝国大学卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android