ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「立正治国論」の意味・わかりやすい解説 立正治国論りっしょうちこくろん 仏書。日親著。1巻。永享 11 (1439) 年成立。多くの経典を引用して,治国安民のためには,邪宗を棄てて唯一の正法である法華経を信ずべきことを論じた。日蓮の『立正安国論』にならい,時の為政者である将軍足利義教に対する諫言を目的としたが,義教の怒りを買い,日親は禁獄された。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by