立花蘭斎(読み)たちばな らんさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「立花蘭斎」の解説

立花蘭斎 たちばな-らんさい

1801-1831 江戸時代後期の儒者
享和元年3月21日生まれ。立花鑑寿(あきひさ)の子。はじめ江戸で儒学黒沢雪堂に,書を関克明にまなぶ。筑後(ちくご)(福岡県)柳河(やながわ)藩で安東節庵,牧園茅山師事,柳河文壇の中心人物として活躍。天保(てんぽう)2年7月29日死去。31歳。名は寿淑。通称右京。別号に鶴舞堂,洗心庵など。著作に「永夜物語」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android