日本歴史地名大系 「竜谷寺」の解説 竜谷寺りゆうこくじ 愛知県:愛知郡日進町藤島村竜谷寺[現在地名]日進町藤島 寺下雲興山と号し、曹洞宗。本尊は釈迦牟尼仏。阿弥陀如来と弥勒菩薩とを脇侍とする。創建は明らかでないが、永正元年(一五〇四)中興の開山心月によって再建され、境内に衆寮・地蔵堂・観音堂・鐘楼・鎮守社があった(尾張志)。一説に藤原則武の開基で、永享九年(一四三七)宗光により再興、のちに渡辺半蔵守綱の援助をえて完成したといわれる(日進村誌)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by