デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竹内浩三」の解説 竹内浩三 たけうち-こうぞう 1921-1945 昭和時代前期の詩人。大正10年5月12日生まれ。日大芸術科にまなぶかたわら,同人誌「伊勢文学」に詩や散文を発表。昭和17年繰り上げ卒業で入隊し,茨城県西筑波の滑空部隊に配属され,20年4月9日フィリピンで消息をたった。25歳。戦後,遺稿をまとめた「愚の旗」「筑波日記」「竹内浩三全集」などが出版された。三重県出身。【格言など】戦死やあわれ/兵隊の死ぬるや あわれ/遠い他国で ひよんと死ぬるや/だまつて だれもいないところで/ひよんと死ぬるや(「骨のうたう」) 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例