デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竹本男徳斎」の解説
竹本男徳斎(初代) たけもと-なんとくさい
義太夫節。2代竹本政太夫(まさたゆう)の弟子で,はじめ岬太夫と名のって竹本座に出演。宝暦12年初代竹本咲太夫となり,安永4年男徳斎と改名した。寛政9年閏(うるう)7月10日死去。和泉(いずみ)(大阪府)出身。通称は堺屋三右衛門。
竹本男徳斎(2代) たけもと-なんとくさい
義太夫節。初代の弟子で,前名は名太夫。安永8年(1779)ごろ2代竹本咲太夫と称し,のち2代男徳斎を襲名した。通称は金蔵。