笠井市(読み)かさいのいち

日本歴史地名大系 「笠井市」の解説

笠井市
かさいのいち

[現在地名]浜松市笠井町

近世の笠井村に立った六斎市。浜松城下と二俣(ふたまた)村(現天竜市)のほぼ中間にあたる。成立時期は不詳だが、川島家文書によれば慶安元年(一六四八)には市をめぐる争論があったようで、また延宝(一六七三―八一)頃の青山氏領分絵図には町屋が並んでいる様子が描かれている。江戸時代初期には村方を上・中・下の三組に門割して市を運営し、町の上と下には木戸が設けられるなど、市としての機能を有していたものとみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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