笠舞遺跡(読み)かさまいいせき

日本歴史地名大系 「笠舞遺跡」の解説

笠舞遺跡
かさまいいせき

[現在地名]金沢市笠舞一―二丁目

犀川に臨む河岸段丘上に位置する縄文時代の集落遺跡で、A・B二遺跡がある。笠舞A遺跡(一丁目)は中期後半頃を中心とし、宅地造成などを契機として数次にわたって発掘され、これまでに三〇棟を超す竪穴住居跡や石囲炉を検出、釣手形土器・双口土器・有孔鍔付土器を含む多数の土器、土偶・三角形土製品・有孔球形土製品などの土製品、磨製石斧・打製石斧・石鏃石錐石匙石錘・石皿などの石器類、石棒・石冠・滑石製大珠などの石製品が出土している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む