日本大百科全書(ニッポニカ) 「箸初の儀」の意味・わかりやすい解説 箸初の儀はしぞめのぎ 皇室の儀式の一つ。一般の食い初めにあたる儀式で、生後120日目前後に行われる。白木の三方に大高檀紙(おおたかだんし)で包んだ金頭(かながしら)(ホウボウ科の魚)と青石が供される。小豆粥(あずきがゆ)を箸でとって、子(新宮)の口につけ、食べるまねをする。健やかな成長とじょうぶな歯が生えてくるようにとの願いを込めた儀式。『清水一郎、畠山和久監修『平成の皇室事典』(1995・毎日新聞社)』▽『主婦の友社編・刊『新版 平成皇室事典』(1999)』[参照項目] | 食い初め | 皇室 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例