築山楽山(読み)つきやま らくざん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「築山楽山」の解説

築山楽山 つきやま-らくざん

?-1837 江戸時代後期の画家
伊賀(いが)(三重県)の人。岡田米山人にまなぶ。山水画を得意とし,中国の画譜芥子園(かいしえん)画伝」の和訳稿本(柏木如亭訳)に註をくわえ,文政2年増補版を刊行した。詩文,篆刻(てんこく)にもすぐれ,「鼓堂印篆」をあらわした。天保(てんぽう)8年10月10日死去。名は穣。字(あざな)は玄厚。通称は平楽山,平野屋忠右衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android