精選版 日本国語大辞典 「篠崎東海」の意味・読み・例文・類語 しのざき‐とうかい【篠崎東海】 江戸中期の儒者。荻生徂徠門に出入りし、伊藤東涯や林家にも短期入門した。名は維章、字は子文、通称金五。江戸呉服橋に塾を開いて経史を講義した。また日本古典に精通し、多くの著述があり、国学史上に大きな貢献をした。著「和学弁」「故実拾要」「於乎止点図譜」など。貞享三~元文五年(一六八六‐一七四〇) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「篠崎東海」の解説 篠崎東海 しのざき-とうかい 1687-1740 江戸時代中期の儒者。貞享(じょうきょう)4年2月8日生まれ。医学をおさめ,伊藤東涯(とうがい)に儒学をまなぶ。江戸で家塾をひらき,のち林鳳岡(ほうこう)にみとめられ子弟の教育にあたる。古典籍や有職(ゆうそく)故実にも通じた。元文5年7月1日死去。54歳。江戸出身。名は維章。字(あざな)は子文。通称は金吾。著作に「東海談」「故実拾要」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例