米政権の危機対策

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米政権の危機対策

1929年の世界大恐慌後、フランクリン・ルーズベルト米大統領は政府主導の経済統制産業振興、公共投資による地域開発事業など一連ニューディール政策を主導した。87年にニューヨーク株式市場の株価が急落したブラックマンデーで、米政府は要因とされた財政赤字と貿易赤字の双子の赤字削減策を講じた。2008年のリーマン・ショック後、米国は事実上のゼロ金利政策を導入。オバマ政権は世界同時不況に対し公共事業の積み増しや所得税減税失業保険拡充など7870億ドル(約86兆5千億円)の大型経済対策を実施した。(ワシントン共同)

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