米虫(読み)ヨナムシ

デジタル大辞泉 「米虫」の意味・読み・例文・類語

よな‐むし【米虫】

コクゾウムシ古名。〈和名抄

こめ‐むし【米虫】

コクゾウムシ別名

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「米虫」の意味・読み・例文・類語

こめ‐むし【米虫】

〘名〙
昆虫こくぞうむし(穀象虫)」の異名。〔伊京集(室町)〕
洒落本・風俗八色談(1756)一「何の益に立事もなく、米(コメ)むしも同前の身とはいへど」
② 昆虫「こめつきむし(米搗虫)」の異名。
米相場で失敗した人をののしっていう語。
浮世草子・世間化物気質(1770)一「相場士下原へ落て米虫(コメムシ)となるも」

よな‐むし【米虫】

〘名〙 昆虫「こくぞうむし(穀象虫)」の異名。《季・夏》 〔十巻本和名抄(934頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android